SLFは、銀行融資から代替融資への移行を追い風として、サステナビリティの基準を満たした中小企業に資金を提供します。経済的に安定し、貸し手有利な法的枠組みを有する欧州のベネルクス、DACH(ドイツ、オーストリア、スイスのドイツ語圏)や、(選別的に)北欧諸国の企業を投資対象とします。当戦略では、国連持続可能な開発目標(SDGs)に基づいてサステナビリティ特性のスクリーニングを行い、安定的で強靱な企業を選別します。SLFは、既に「グリーン」な企業への投資だけでなく、融資先候補企業がサステナビリティ特性を改善するために、具体性があり有意義な対策を積極的に講じようとする際に、その資金を提供します。
ロベコのサステナブル・シニアローン・ファンドは、ロベコのプライベート・デット第1号ファンドである「Bedrijfsleningenfonds(BLF、オランダ・コーポレートローン・ファンド)」で培った強みを活かします。BLFは、2016年以降、オランダ国内の41案件に7億ユーロ超を投資してきました。BLFと同様、SLFは、ロッテルダムを拠点とするErik HylaridesとJan Hendrik Kroon、フランクフルトを拠点にドイツ語圏市場を担当するGlebs IvanovsとErwin Schreiberなど、欧州広域を網羅する経験豊富なプライベート・デット運用チームが運用を行います。当チームはロベコの債券チームに組み込まれています。債券チームには100名以上の債券プロフェッショナルが所属し、グローバル全域で約600億ユーロにのぼる資産を運用しています。プライベート・デット運用チームは、このような体制の下で、債券運用のインフラ、専門知識、運用プロセス全般にわたるサポートを活用することが可能となっています。
リード・ポートフォリオ・マネジャーであるErik Hylaridesは、次のように述べています。「この新たなサステナブル・シニアローン・ファンドは、投資家の皆様に、サステナビリティの基準を満たしたローンへのエクスポージャーを獲得する独自の機会を提供しています。ロベコのSDG評価フレームワークを基盤に、企業のサステナビリティ特性の改善を企図して企業と共に取り組むことを通じて、実世界へのインパクト創出を目指します。」
債券及びサステナビリティCIOのVictor Verberkは、次のように語っています。「1億3,000万ユーロのコミットメントを得てサステナブル・シニアローン・ファンドを設定するに至り、大変嬉しく思います。プライベート・デットに配分する資産にサステナビリティを組み入れることを志向するお客様をはじめ、引き続き、大きな関心を多く寄せていただいています。」
1 うち3,000万ユーロは一定の条件付きとなります。
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