ロベコについて
ロベコとは
優れたソリューションを紡ぎ上げるには、革新性とパイオニア精神が求められます。このためロベコでは、1930年にペルーへの投資、1968年に香港への投資を始めたときから、1995年のロベコ初となるサステナブル・ファンド設定まで、常に新しいアイデアが奨励され受け入れられる企業文化を育んできました。
ロベコは資産運用に特化したグローバル企業であり、サステナブル投資の第一人者として、クオンツ運用からテーマ型投資、クレジット運用、新興国市場投資に至るまで、お客様に優れたソリューションを幅広く提案しています。ロベコは、限界に挑戦し続けます。リサーチに基づく革新を推進すれば、お客様により大きな価値をもたらすことができると理解しているからです。
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全ての運用戦略はリサーチ主導であるべき。
ロベコのミッション
オランダのロッテルダムにあるロベコ本社オフィスに入ると、「ロベコのミッションは、卓越した投資リターンとソリューションの提供を通じて、お客様の資産運用やサステナビリティの目標達成に貢献すること」という文言がガラスの壁面に印字され、お客様と従業員を出迎えています。このミッションを支えているのが、「常にお客様を優先し、革新的で、全ての活動において繋がりを築き、かつ、サステナブルである」 というロベコのコアバリュー(信条)です。ロベコは自ら、そして社会のために責任をもって行動しています。
お客様を優先
この言葉に込められた意味はシンプルです。ロベコの活動全てにおいてお客様を中心に考えます。常にお客様の最善の利益のために行動し、常に誠実さと信頼が長期的な関係構築の柱を成すよう努めます。お客様の声に耳を傾けることによって、個々のニーズに真に則した、未来に適合するソリューションをカスタマイズすることが可能になります。容易なことと思われるでしょうか? 必ずしもそうではありませんが、あらゆる挑戦に対応してきたと自負しています。
ロベコの根幹はリサーチ
提供する全ての商品の原動力となっているのはロベコの真のブランド力であり、最初の失敗の経験を通じて培われたものです。ロベコは設立1年後に、ウォール街の大暴落の影響で設立資金の半分を失いました。厳しいスタートとなり、この経験を通じて初代CEOのWim Rauwenhoffは、1933年に「全ての運用戦略はリサーチ主導であるべき」と主張するに至りました。この精神が、今日も原動力となっています。ロベコでは確かな事実とデータを分析します。革新的なアイデアと商品は全て、お客様への提案前に繰り返し厳密に検証します。これこそ、ロベコが自らを「投資エンジニア」と称する所以です。
繋がりを築く
ロベコは、従業員、お客様、業界、NGO、学術界など、あらゆるステークホルダーとの間で繋がりを築き育んでいます。そのために、アイデアや知識を共有し、互いに積極的に関わり合い、学び合い、異なる意見にも真にオープンであろうとしています。また、繋がりを築くには、人種、ジェンダー、性同一性、出身や経歴に関わりなく、全ての人にとってオープンでインクルーシブな文化が必要になります。多様性に富んだ人々が集まれば、多様なアイデアや考え方が自然に生まれます。それこそ長期的な成功に不可欠なのです。
サステナブルである
ロベコはサステナブル投資の第一人者と広く認められています。2000年代初頭から、全運用プロセスにESGを日常的に取り入れてきました。また、アクティブオーナーシップの先駆者であると同時に、インパクト投資においても継続的に新境地を開拓しています。
サステナブル投資における主導的地位は、リサーチ主導で、サステナビリティを投資ユニバース全体に統合し、私たち自身の行動に根付かせることによって、はじめて確立・維持できるものです。ロベコは排出量ネットゼロ実現の目標に明確にコミットしており、サステナビリティが抽象的な概念ではなく日常生活の一部であることを理解しています。サステナビリティとは、消費、旅行から物事に対する姿勢などあらゆる事柄に関わるものであり、お客様や一般社会、地球全体の欲求に対する全般的な理解を通じて、私たちが今日生み出す富が明日の世界のニーズを損なわないようにすることなのです。
このように、ロベコの企業価値は、革新とリサーチがその出発点となっています。これが、お客様中心主義を貫くための確固とした枠組みとなっているのです。
今日では、ロベコは、東京に本社を置く多角的企業オリックス株式会社の子会社であるオリックス・ヨーロッパ の傘下にあります。オリックスという社名は、独創性を意味する「オリジナル」と、無限大を意味し、柔軟性や多様性を象徴する「X」の組み合わせに由来しています。この名称には、先見性をもち創造性を追求する姿勢と、グループの有機的な結合が含意されています。
オリックス・ヨーロッパ