アジアの投資家は短期パフォーマンスに注目する傾向が強く、株価が適正価格に比べて明らかに過剰または過小に評価される事態が発生しがちです。当戦略はこの状況を有効に活用します。
まず、複数のスクリーニング・ツールにより魅力に欠ける銘柄を排除し、約2400銘柄からなる投資ユニバースを運用可能な400銘柄に絞ります。次に、この銘柄群から運用チームが最も魅力ある銘柄を決定し、更なる分析対象とします。続いて、あらゆる観点から銘柄の魅力度を評価します。月間10件程度の新しい投資アイディアが、綿密なファンダメンタルズ分析とバリュー分析の対象になります。ポートフォリオ・マネジャーは、毎月、平均1~2銘柄の売買を行います。
当運用戦略では、サステナビリティをより重視した戦略の提供も可能です。サステナビリティ重視の戦略では、ESG特性を向上させ、環境フットプリントを低減し、拡充した除外リストを適用しています。香港および上海を拠点とするアジア太平洋株式チームが運用します。チームメンバーは、全市場サイクルを通じて豊富な実務経験を持ちます。同チームは、65名の運用プロフェッショナルから成るロベコのグローバル・ファンダメンタル株式チームに組み込まれています。