企業のバランスシート上で、強制償却により急速に価値が棄損している資産。
現状では、伝統的なエネルギー(化石燃料)の発掘や生産事業が気候保護規制の制約を受けている、公益企業や探鉱企業の持つ資産を指す場合が多く見られます。
2015 年1 月に雑誌「ネイチャー」に発表された研究は、埋蔵量のうち、石油は1/3、天然ガスは50%、石炭は80% が2050 年まで利用されない可能性を示唆しています。またその研究は、そのリスクが最も高い地域として、石炭については中国、インド、旧ソ連、石油・天然ガスについては中東を挙げています。